ダイニング側からリビングを見ます。南側の壁にプロジェクターのスクリーンを下ろして映像を映します。そのため窓などの開口部は扉で塞いで暗くすることができるようにしています。
ステンレスのフルオーダーキッチンです。床から150mm浮かせて、リビング側から見たときの重さを軽減しています。内部の金物には信頼性のあるドイツ製のものを多く使用しています。
2階から3階へ上る階段です。天井は前面ガラス張りのトップライトとなっていて、日の光が差し込みます。階段の段板はこれ以上ないくらいに薄くして素材感を出しながらも軽快にして、下まで光が落ちるようにしています。
夜はコントラストの強い照明器具により、昼とは違うゴージャスな雰囲気が漂います。
3階のガラスの廊下です。厚い強化ガラスで、十分な強度を持たせてあります。吹き抜け側の3.6メートルの手摺は2枚の鉄板を組み合わせて中間には支えを入れないようにようにしています。
日の暮れるころには空の青色と内部の暖色系の照明の色とのコントラストがとてもきれいになります。
西側の窓は横一列に開放されていて、建ち並ぶ建物の向こうに見える夕日が白の空間に映えます。
ガラス張りで透明感のある浴室です。浴槽の上にはちょっとした物を置くことのできる棚を設けています。
1階のガレージの奥には、基礎の深さを利用した半地下のようなスペースがあります。