カタマリのコンクリート。
恣意性を排除されたコンクリートのマッスが
重量感と緊張感をつくりだす。
雑然とした通りの中で、
打放しのコンクリートが
静寂かつ力強い意思を外部に放つ。
カタマリに意識的に空けられたスリットから
シンプルな内部空間に光が差し込む。
光の強さや色は刻一刻と変化し、
空間がシンプルであればあるほど
光はいろいろな表情を見せる。
カタマリと壁。
単純な形態とすることによって
それぞれがそのものとして明確に存在し
そこに光が加わって豊かな空間が生まれる。